Grit≒幸福感
前回のブログでは、多くのアメリカの保護者達は、ピアノやバレエなどの体系的な練習を 必要とする習い事が、子供の成長、 豊かさ、成功に大いに有効で、Gritを鍛えられることを強い直感で分かっていることを 、 アメリカの心理学者のダックワース博士の本の一節を引用してお伝えしました。 今回は、そもそもGritが何故重要なのかを書きます。 以下、Grit scaleと幸福感のグラフです。 このグラフと共にあった本の一節を紹介します。 「やり抜く力」が強いほど「幸福感」も高い 人生で大切なのは成功(スペリング大会で優勝する、ウェストポイントの厳しい訓練をやり遂げる、 年間売上で事業部のトップになるなど)だけではない。人は誰でも幸せになりたいはずだ。 幸せと成功はつながっているが、ふたつは同じものではない。 では、「やり抜く力」が強くなって、もっと大きな成功をつかんだら、 幸せでなくなってはしまわないだろうか、と思う人もいるかもしれない。 数年前、私はこの問いに対する答えを見つけるため、 アメリカの2000名の成人を対象にアンケート調査を行った。 グラフは、「やり抜く力」と人生への満足度の関連性を示している。 人生への満足度については、アンケートの質問やコメント (「もしもう一度人生をやり直せるとしても、とくに変えたいと思うところはない」など) についてどう思うかを回答することで、最終的に最低7から最高35のスコアが割り出される。 この研究では、「興奮」などのポジティブな感情や「恥」などのネガティブな感情をどれくらい 感じているかについても調査 を行った。 その結果、 「やり抜く力」の強い人ほど、精神的にも健康な生活を送っていることがわかった。グリット・スケールのスコア(「やり抜く力」の強さ)がもっとも高い場合も、 幸福感や健康状態とは比例関係にあることがわかった。 (『やり抜く力』(アンジェラ・ダックワース, 神崎 朗子 著)より) 以下、上で引用した日本語訳の一節の原文をシェアします&英語の参考にどうぞ! Success—whether measured by who wins the National Spelling Bee, makes it through West Point, or leads the division in annual s