同級生の日本を代表するカラオケ職人さん!

同級生から、ニュースレター用にインタビュー&コメントを頂きましたのでシェアします!

カラオケをやった事のある人なら、ほぼ確実に彼が作ったカラオケ音楽で歌ってると思います。そしてカラオケ音楽は日本が世界一と言われています。
なので彼は、日本が誇る世界一の職人さんのうちの1人ですね。

〜Profile〜

直井未明さん
カラオケ音楽制作/編曲・作曲家(芸能人辞典や書籍に記載される)
最終学歴:東京MUSE音楽院
同校在学中に講師の紹介でカラオケ製作の仕事を始めて今年で22年目。
現在は、今後のアーティスト活動に向けても準備中。



動画は、カラオケ音楽とは別の、彼が作詞作曲から演奏と編集、そして歌まで全て1人でやった作品です。



去年テレビ出演もしました。自分が見た直後に動画が消されてしまいました。(残念)
少し前にも、またテレビ出演のオファーがあったらしいので、もし動画が見つかれば、ここでアップデートしてシェアします。

「ありえへん∞世界」 2015年5月5日(火)放送内容

『スペシャル「答えられないと恥ずかしい大の大人の新常識」』
2015年5月5日(火) 18:57~20:54 テレビ東京
【レギュラー出演】 ベッキー , 丸山隆平(関ジャニ∞) , 安田章大(関ジャニ∞) , 宮崎哲弥 , 村上信五(関ジャニ∞) , 美輪明宏
【ゲスト】 岡田圭右
【声の出演】 垂木勉 , 池田昌子
【その他】 前田浩之 , 阿久戸慎吾 , 岩下准三 , 竹節勝吉 , 平松靖民 , 福田暢雄 , 細田義子 , 松本孝夫 , 橘宏樹 , 直井未明 , さかなクン , 佐藤哲也 , 日比野光敏 , 澤口俊之 , 谷中修一 , 渡部陽一 , 五味裕章 , 鳥原正 , 海野万万恵
CM
(オープニング)
こんな所にもいたのか!?知られざる隣の職人

直撃インタビュー!

♫ 音楽を始めたきっかけは?

小学校2年の音楽鑑賞授業でJ.S.Bachの管弦楽組曲2番からポロネーズを聴き、ハートを撃ち抜かれました。なんともいえないなつかしさを覚えました。授業が終わってすぐの休み時間にぼくは自分のリコーダーでポロネーズの主旋律を思い出しながら吹いてました。クラスメートがそれを聴いてビックリし、やがて音楽教師も噂を聞いてビックリし、昼の放送で吹くことになりました。父親も僕の演奏を聴いてビックリし、すぐに銀座のヤマハ本店へレコードと楽譜を買いに連れて行ってくれました。そしてぼくは毎日バッハを聴くようになりました。それまで音楽は一番苦手で一番嫌いな授業でした。いま振り返ってみても、突然、人生の扉が開いたと思います。

♫ ピアノと自分とは?

ピアノとの出会いは中学三年のときです。自分のクラスが音楽室掃除を任されていたのですが、そんなときに吹奏楽部長をやっていた同級生男子がピアノを弾くのを見て「ピアノを弾くのってかっこいい!」と気づいたからでした。ちょうどショパンコンクールでブーニンが優勝して日本でも大人気になり、僕も彼のCDを買って聴き惚れました。「とにかくピアノってかっこいい!!!」そう思った僕は早速まねをし始めました。

ぼくは小学生の時にソルフェージュを2年間ほど学んでいたので楽譜を読んだり音を聞き分けることはできてました。その後も弾きたい曲をどんどん覚えていきました。高校二年の終わり頃にシンガーソングライターを目指すようになって曲作りを始めました。その頃からクラシック音楽を離れてポピュラーソングに傾倒し始めました。KANやBilly Joelのようなピアノ弾き語りをマネするようになりました。
そのおかげで後にゆみえ先生と出会うことにもなりました。^^

♫ ピアノは役立っていますか?

ぼくは音楽製作のしごとをしてるので楽曲製作のときピアノを弾くのは欠かせないスキルと言えます。
演奏家としては成り立たないレベルであっても少々弾けることがとても役立っています。^^
それから僕にとって一番大きかった価値として、ぜひ強調したいのは、「ショパンを弾けるようになりたい!」という想いを本当に実現したことの価値です。
憧れとして思っているのではなく、行動に移してなんとかなってしまうことに気づけたことが最大の価値です。一見して無謀だと思えることにも、とにかくまずは挑戦してみることが大切です。

♫ 最後に生徒へメッセージをお願いします!

ゆみえ先生が言っているとおり指導者の資質って本当に重要だと思います。
みなさんは良い先生に巡り会えてラッキーですね!
そして先生が言うとおり「楽しい」って気持ちが重要ですね。

楽しければ続けられます。続けられれば、いずれは自分の宝になりますよ。

「好き!」っていう理屈じゃない突き動かす気持ちを大切にして生きると
自分がどんどん磨かれて輝けますよ!!!
人生を楽しむように意識すれば運命さえもそれにふさわしく開けますよ!


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音楽学校時代は、特に即興のクラスでの印象が強いです。

即興のクラスは、一番上のクラスで一緒でした。そこにいたクラスメイトは皆揃ってピアノがそれなりに弾けたのですが中でも彼のピアノは印象的でした。
グランドピアノが2台置いてあった、学校の練習室でもよく演奏し合ったりしました。

何が印象的だったかというと、ピアノをきちっと習った事が無いんです。
ソルフェージュをきちっと習ってますが、もしピアノを良い先生の元で習ってたら、凄いことになってたと、今でも思います。

その他バッハで音楽のスイッチが入った話や、
いきなりショパンをやっちゃた事等、更にプロのピアニストの友人がいて、その人の前で無謀な(!?)ショパンを披露したり、その他、数々の型破りぶりには度肝を抜かされました。(ちょっと書けないけど、あんなことや、こんなこと何かも・・・)

とにかくずば抜けて耳が良いのですが、でも耳の良さが半端ないと言っても、カラオケ音楽は楽譜が存在しないので、それこそ全てのパートを耳コピするのですから、当然時間もかかり、集中力と根気のいる技です。

自分も作曲やアレンジもシンセでやるので、その作業の大変さは分かります。
また、自分の作品を聴いてもらったりして、刺激&励みにもなってます♪
アレンジした生徒の「Let it Go」に対しても:

自然だね^^ 雰囲気伝わってくる♪ 
カレンちゃんの歌う姿とゆみえさんの弾く姿が見えてきた^^


レコーディングの際にVocalの音が吹いてしまって、相談したらレコーディング時の防御策やマイクのアドバイスもしてくれたお陰で何とか完成出来ました。毎回何か制作すると彼に聴いてもらってます。

同じ生徒にアレンジしたAmazing Graceも紹介します。

感想とアドバイス:
いいよ!アレンジが斬新で^^
Version2を先に聴いたんだけど
途中で突然、大太鼓みたいにボン!ってランダムに音が入ってきて

びっくりすると同時に「面白いことするな~」って感心したんだよ。
でもさ、1の方を後から聴いてそれがマイクを吹いてるノイズだとわかったよ。
ポップガード、やってないでしょ?^^さすがに発音がすばらしい!あははは^^
それに歌もすばらしいと思う!ちゃんと気持ち入ってるのがわかるもん。

と、プロからの感想を貰えて、生徒もとても励みになったようです♪

彼に刺激されたのか、今度カラオケ版の動画を作ってみようかと思ってます。

更に、生徒でこれと一緒に歌ってみたいというリクエストがあれば、この動画の生徒のように贅沢なオリジナルカラオケ伴奏でちょっぴりプロ気分なレコーディングも出来ます。


この生徒は、ピアノの生徒でしたが、歌も大好きで、この曲やりたい!と強く希望したので制作に挑みました。

自分は彼のように全て耳コピとはいかず、先ずピアノの楽譜を購入して、そこからアレンジしました。
そこにシンセサイザーで弦楽器と打楽器や他の楽器のパートも重ねました。
但し、この曲を歌うのは難しいので、完成前に歌のメロディーラインを付けてやって、後でそれをオーディオミックスダウンの際に消して、代わりにそのトラックにドラムを入れました。
・・・でも持ってるレコーダーが同時に4つのトラックのみの重ね撮りがMAXで、そういったやり繰りが必要でした。

2012年に作曲のお仕事をした際には、実は強引にこの最大4トラックという少ない範囲内で全てやりました。Simple is good! の言い訳付きで。(笑)

例えばエンディングロールの曲はこんな感じです。


まあ、専門的なことはよく分からないと思うので省きますが、時折、「あれ、これもだめか!これでいける筈じゃないのか?」と、ひーひー言いながらやるくらい、自分は機械となかなか仲良くなれません。

その為、作業をするのが億劫になり、人からの強いリクエストがあればやるという感じです。(汗)
・・・でもやらないでいると忘れてくので、何かやらねば。

周辺機器を使うスキルはカラオケ音楽制作者に必須です。
いや〜、実際やってみると彼の凄さが分かります。

これからも日本を誇るHighクウォリティーなカラオケ音楽を世に残していって欲しいです。

また、今後のアーティストとしての活動も応援したいです!

未明君、ニュースレターに時間を割いてくれてありがとう〜〜〜〜!!!

大物になったら同級生代表ってことで宜しく(^^)ははは